夏はクマノミ

ツッカケ引っかけ チヌ追っかけ

*

アメリカ行 その6

      2015/09/06

IMG_0193初日(4月27日)
シティー・ビュー・共同墓地(City View Cemetery)
4月27日14時30分、いったんホテルにチェックインしたあと、バスでシティー・ビュー・共同墓地に向かいました。リッチランドから、ハンフォードとは反対向きに20分くらい走ったでしょうか。コロンビア川の対岸、パスコという町にあります。
ここは1950年代から60年代にかけて、生まれてすぐ亡くなった乳幼児のお墓がたくさんあるところです。グリーンラン実験が49年12月ですから、その影響を受けた赤ちゃんたちのお墓ですね。
通常、アメリカの墓石には左に生年月日、右に死没年月日が書いてあるのですが、ここにある灰色の小さな墓石には、右側の数字だけ書いてあるものが多くあります。生まれてすぐ亡くなったり死産だったりしたため、片方の数字しか書かれていないのです。
正確にいくつあるのか、写真撮影のためにウロウロしていたので聞いていませんが、写真に写っている範囲のほとんどが子どものお墓です。
ワシントン州での交流でずっとコーディネーターを勤めてくれたジューン・スターク・ケーシーさん(ハンフォード風下地区住民の一人)によると、プルトニウム生産がピークだった頃(1960年頃)は、コロンビア川の川岸に立っているだけで相当量の放射線を浴びることができたそうです。その結果、流産、死産、先天性異常など、親だけでなく多くの子ども達にも悪影響が及んでしまったのです。
天気が良く、新緑の季節でもあるためお墓の周りの芝生はとてもきれいなのですが、広い敷地に植えられた木立の間を時折吹き抜ける強い風が、とても冷たく感じられました。

      

 - 政経・倫理

スポンサードリンク

スポンサードリンク

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

no image
グリーン・ラン

こんばんは。暑いですねぇ~。 最近、アクセスが増えてきているので毎日解析画面を見 …

アメリカ行 その10

コロンビア川からハンフォード核施設を見学(つづき) 核施設一帯に接する50マイル …

アメリカ行 その7

ハンフォード核施設(ゲートから) 共同墓地を後にし、バスで核施設のゲートまで行き …

写真好きブロガーとしてジャーナリストの犠牲を無駄にしないために

まずは、過激派の手によって無念の死を余儀なくされた湯川遥菜さん・後藤健二さんのご …

お盆に見られる広島の風物詩について考えてみた

先日、お盆のお墓参りに行ったときに撮った写真です。 広島ならではのお盆の飾り、「 …

no image
アメリカ行 その3

こんにちは。 アメリカ報告、その3です。 今回は「ハンフォード核施設」について説 …

アメリカ行 その5

こんばんは。 今回は、私たちが初日に泊まった町と、その横を流れている川の紹介です …

アメリカ行 最終回

上の写真の、黄色い花がささげられたお墓には、シティー・ビュー・共同墓地で私たちを …

国が進めている「地域包括ケアシステム」について勉強中ですが、今日はそういう話ではなくて・・・

いま、医療・介護・福祉の現場で働いている人たちが盛んに学習会や研修会、討論会など …

アメリカ行 その12

3日目(4月29日) 移動日 朝8時30分にホテルのロビーに集合し、バスで空港に …