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テイラー・ギターズの若きビルダー、アンディ・パワーズのインタビューが面白すぎてマーカー引きまくり!

   

IMG_3910季刊『ACOUSTIC GUITER MAGAZINE』2015年冬号です。
表紙がコブクロの小渕くんだったので衝動買いしてしまいました。

特集記事が、新しくなったテイラーの800シリーズを小渕くんが試奏する、というものだったんですが、その前の『テイラー・ギターズ』を紹介する記事が面白くて、なかなか小渕くんのコーナーまで読み進めません(笑)。

なかでも、創業者のボブ・テイラー本人から「後継者」として指名された若きギター・ビルダー「アンディ・パワーズ」のインタビュー記事が秀逸だったので、ちょろっと紹介したいと思います。

そもそも“テイラー”って何よ?

あ、失礼しました。
「テイラー」というのはギターのメーカーです。
1974年にボブ・テイラーとカート・リスタグという人がアメリカのカリフォルニアで興した会社で、昨年で40週年を迎えています。
ヤマハが日本で国産初フォークギターを作ったのが1966年ですから、比較的新しい会社になるんですかね。
瞬く間に大きくなって、今ではギブソンやマーチンに引けをとらないメジャーな存在になっています。

そういえば、コブクロのメジャーデビューアルバム『ロードメイド』で小渕くんが「テイラー810」を使ってるんですよね。
たしか公式スコアブックに載っていたような記憶があります。

そういえば(その2)、ときどき木定楽器店からハガキで「テイラー入荷!」とかのお知らせが来ていましたが、最近見ないですね。
長いこと行ってないから、顧客リストから外れたかも。

日本のオフィシャルサイトはこちらです。
『テイラー・ギターズ・ジャパン』

んで、マスタービルダー“アンディ”ですよ

さっそくインタビュー記事の内容を紹介しましょう。
といっても、言及されてないからよくわからないんですがね、ボブ・テイラーさんって社長なのかな?
そのテイラーさんから「後継者」として指名されたのがアンディ・パワーズさんなんですが、これも「マスタービルダー」としか書いてないので、会社での肩書とか役職とか、よくわかりません。
まぁ、その辺はどうでもよいことなのかもしれませんね。

感動したのはパワーズさんが「テイラー・ギターズ」に就職する過程。
まず生い立ちから話が始まるんですが、お父さんが大工で音楽愛好家という稀有な家庭に育ちます。
つまり、幼い頃からギターの音色に心をときめかせる一方で、大工道具と木材が家にゴロゴロしているわけですよ!

一度、お父さんが大量の木材を「お土産」として持ち帰ったとき、パワーズさんの人生が動き始めます。
以下、引用します。

僕は何の知識もないのに“やった! ギターを作るしかない!”って何週間か夢中で取り組んだよ。構造なんかまったくわからない状態だったから、案の定、最後に弦を張ったら無残に分解してしまった(笑)。内部にブレイシングがあるなんて知らなかったからね。7~8歳の頃だよ。ともかく労作の成果が炸裂に終わったことで、少年の心にはなかなかエキサイティングな記憶が残った(笑)。

いや、素晴らしい。
私も子どもの頃は図画工作の授業が好きでしたからね。
道具と材料があったらギター作ったかもしれませんが、できたとしても木の箱に木の棒を付けて、弦を模したビニールの紐を張るのが精一杯でしょうね。
本気で「ギターを作るしかない!」って思い込めることが素晴らしいです。

なんという無理のない“起業”か!

その後はウクレレなんかを作っていた時期もあるようですが、次第に周りの人からもメンテナンスやリペアを依頼されるようになります。
13歳ぐらいで近隣の楽器店から注文が入るようになり、17歳ころには自作のギターを売っていたとか。
スゴイですね。

口コミでどんどん取引先が広がっていき、広告も出してないのに新しいギターの製作やビンテージの修理の依頼が、博物館やコレクターからも来るようになっていきます。
んで、奨学金をもらって大学で音楽を学び、ついに世に出る時期がやってくるわけですが、以下引用です。

そして卒業が近づいたころ、僕はその後の進路を決めるためのチェックリストを用意した。それまでやってきたことと言えば音楽を演奏することと楽器を作ることであり、収入にもこと欠かない上、ウェイティング・リストにはその先何年分かのオーダーが溜まっていてやめようにもやめられない……何よりも僕は楽器を作ったりメンテをしたりという仕事が好きでたまらないわけだよ。僕はもうすでにギター製作者になっているじゃないか、という結論に達したんだ(笑)。意図したわけではなかったが、好きなことを懸命にやっていたら、それが仕事になっていた。

う~ん、素晴らしい!
こんなにスムーズに“起業”できたら最高ですよね!

間違えてはいけないのは、「好きなことを懸命にやっていたら、それが仕事になっていた」というところですね。
「好きなことを仕事にしようと懸命になっていた」ら、往々にして不幸な結末が待っているもんです。

自分で起業したこともないのに偉そうなことは言えませんが、最近、流行ってますよね、起業とか、スタートアップとか。
でもなかなか成功するのは難しいのが現実ですよね。

失敗する人って順序を間違えている人が多いのではないでしょうか?
好きなこと、得意なことが「人の役に立っている」という事実が先に来て、それが結果的に収入につながる。
順序が大事なんだと思います、偉そうに言えませんが。

順序を間違えなければこんなにスムーズに起業できるんだって、今回そこに一番感動したワケですよ。

結局はテイラー社に「就職」するわけですが、まとめ

個人ビルダーとしてギターを制作していたパワーズさんですが、ボブ・テイラーさんに認められて2010年にテイラー・ギターズに迎えられます。
結果的に雇われの身になるわけですね、せっかく起業していたのに。
でも、そんな意識を覆すテイラーさんの誘い文句が素晴らしいので、まとめに引用です。

“君が今のペースで年間12本程度の優れたギターを作り、依頼者のミュージシャンを満足させれば、彼らの演奏を聴きにくるオーディエンスもまたハッピーになる。だが、君のデザインによる優れたギターをテイラーで製造すれば、数百人の従業員と、何千人もの演奏者と、世界中の何万人もの人々を幸せにすることができるんだ。君の仕事が音楽の世界全体に好影響を与えることになる。”って言われたよ。

まことにもって素晴らしい!
こんな仕事をしてみたいもんですね。

はい、ここで紹介したのはホンの出だしだけ。
皆さんに紹介したくて、読みながら蛍光ペンでマークしてたんですが、いい加減に長くなってしまったので、あとは雑誌買って読んでね、とします。

このインタビュー記事の次のコーナーでは、テイラー特有のピックアップ・システムについての紹介もあります。
小渕くんのレビューは、さらにその次。
さぁ、今から読みますよ!



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