アメリカ行 その17

NPT

大集会 「今、核兵器の廃絶を!」
14時過ぎ頃、大集会の会場のセントラルパーク・ヘクシャー・プレイグランドに到着しました。
前日の公開シンポジウムにも来られていたこの集会の責任者、ジャクリーン・カバソさんの発言に始まり、広島・長崎両市長、被団協、原水協、そして各国の様々な団体、ギター1本できれいな歌声を聞かせてくれたグループや、「そこまでやっていいの?」と思わせるような妙なダンスを披露した団体、日本人を含めた青年たちなどが壇上に上がりました。

集会場でも署名集めのテーブルがあり、パレード中に集めたものや、参加者それぞれが地元から持ってきたものも集めた結果、5,038,108筆の署名が集まったことが報告されました。また、集会参加者は4万人との発表がありました。
翌朝、ニューヨークの街角で無料で配っていた新聞の1面に、ヘリコプターから撮った集会の写真が大きく掲載されていました。その写真を見て、初めて会場が鳥の足跡を丸で囲んだような「ヒューマン・ピース・サイン」の形になっていたことを知りました。隙間の多い人文字のように見えるため、会場できちんと誘導してくれれば良かったのに、と思いました。

写真に警察官が写っていますが、会場を縦横に区切って通路が設けてあり、人ごみに邪魔されないで警察が移動できるようになっていました。また、会場のあちこちに警察官が立っていました。同じ新聞よると大規模な集会が制限され始めたらしく、「この日の集会が最後になるのではないか。貴重なシーンになるだろう」と書かれていました。

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