大きなニジマスを「ニジマス」だと思ってさばくと失敗するゾ!

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一昨日の話ですが、管理釣り場でニジマスを釣って帰りました。
放流魚とはいえ、自然に近い状態での釣りになるので、なかなか釣れないことも多く、下手をするとボウズも珍しくありません。

そんな中で、一昨日は十分満足の行く釣果を得ることができました。
釣行の詳細は一昨日書いたので、そちらをご覧ください。

で、釣果はご覧のとおり。

上から55,42,32センチです。
上から順番に釣れてくれれば、小さい方はリリースできたんですけどね。
なかなか、現実の釣りではそうは行きません。
釣っている方としてもサイズアップしていくほうが嬉しいし。

んで、持ち帰ってさばきました。
一番小さいやつを2つに切って塩焼きに。
中くらいのやつは三枚におろしてムニエルに。

一番大きいやつは、食べきれないので三枚におろしたあと、片身をチルド、片身を冷凍保存しておきました。
んで、翌日、片身をフライにしてみましたよ。

盛り付けがイマイチですね~。
一度、ちゃんと勉強したほうがいいのかな?

味は良かったですよ。
揚げたてでサクサク。

で思い出したんです。
『きまぐれクック』のカネコさんが、以前サーモンのフライを作っていたのを見ていて、とっても美味しそうだったのであれをもう一度おさらいしてみよう!

で見直したら、いろいろ「やってはいけないこと」をやらかしていましたね。
まず気付いたのが、40センチを超えてくると「ニジマス」だと思ってさばくと失敗する、ということ。

ニジマスって、細かいことを気にしなければ簡単にさばける魚です。
例えばコチラ。

わりと丁寧にさばいていますが、それでも2分程度。
割り箸とかを使って乱暴にやれば、それこそ「秒」でさばけます。
キャンプ場なんかではそっちの方がいいでしょう。

ただそれも、飽くまでも「片手で持てるサイズ(別名:塩焼きサイズ)」の魚に限った話。
大きくなるとこうは行きません。

もうね、大きくなるとね、ニジマスじゃなくて「鮭」です、サケ!
カネコさんがサーモンをさばいているのを観て、「まんまコレじゃん!」って思いましたもん。
それに確か、鮭と鱒って基本的に同じ魚なんですよね。

私が何度もさばいたことがあるのは「チヌ」です。
標準和名「黒鯛」って魚ですね。

このチヌとニジマスでは「腹ビレ」の位置がぜんぜん違うんですよ。
ここでまず戸惑いました。

次に三枚におろす方法。
カネコさんも何度も言っていますが、ニジマスは身が柔らかいんです。
さらに、タイ科の魚に比べれば骨も断然柔らかいです。

なので、三枚におろすときはぜんぜん違うやり方になります。
具体的には、

  • 出刃包丁ではなく牛刀などの臼歯の包丁を使う。
  • 片身をおろしたあと、反対側は背骨を下にして置くのではなく、身を下に置く。
  • そうして、背骨の側を削ぐ様におろしていく。
  • 背ビレと尻ビレは身に付いた状態にしておき、あとから包丁で切り落とす。
  • 腹骨をすく包丁の流れの中で腹ビレを切り落とす。

この辺りが鯛との違いでしょうか。
私はここと全部間違えていたので、身がボロボロというか、あちこちに刃が走って身に切れ目が入ったり、骨が変なところに付いたままになったり・・・。
要するに、カネコさんのようにきれいな塊でおろすことができませんでした。

さばく前にちゃんとおさらいしとけば良かった。
これだけのサイズですから、「この次」がいつやってくるのか分かりません。

みなさんが失敗しないですむように、カネコさんの動画をシェアしておきますよ。
『きまぐれクック』の「サーモン料理で一番うまい⁉︎サーモンの【生カツ】がうますぎる!!!」です。

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