上の写真は先日『フィッシングレイクたかみや』で釣ったニジマスです。
上の2匹は黒点の数が多くて全体的に黒っぽいですね。
下の1匹は色が薄く、ヤマメのような模様をしています。
さばいてみると、黒っぽいほうは身の入りがピンクで、ヤマメっぽいほうはきれいな白身でした。

管理釣り場用に放流しているニジマスにはいくつかの種類があります。
「ドナルドソン」とか「スチールヘッド」というものが有名ですね。
それらの一種かと思って調べてみましたが・・・

『ターゲットフィッシュ/蔵王フォレストスプリングス』

写真を見ても説明書きを読んでも、正直言ってよくわかりません(^_^;)
黒点の数や側線周りのピンク色など、特徴として挙げられている点に明確な線引が見つけられないのです。

私自身の観察力にも問題があるのかもしれませんけどね。
子供の頃「ファーブル昆虫記」を愛読書にしていたわりには頼りない観察力です。

で、昨日も『フィッシングレイクたかみや』に行ってきました。
今回は6匹釣れたので、仮に黒点が多くてピンク身のほうを「スチールヘッド」、ヤマメっぽくて白身のほうを「ニジマス」と設定して比べてみたいと思いますが・・・

わかりません(T_T)
やはりスマホの写真では分かりづらいです。
さらに、クーラーの中で保冷剤に魚が直接当たると、表面の色が変色しちゃうんですね。
家に持ち帰るまでに変色しないよう、保冷剤の入れ方はちょっと工夫が必要です。
ニジマス専用の図鑑でもあれば現地で比較できるのかもしれません。

あ、写真が5枚しかありませんね。
自分のカウントでも釣れたのは5匹だと思っていたら、家に帰ってークーラーから出すと6匹いた、というのが正確です。
なんだコレ?

たくさん釣れたので、今回はその日に食べるぶんをムニエル、翌日に塩焼きにしようと思い、体色で判別して分けました。
前回食べたときに、白身は塩焼きのほうが美味しく、ピンク身のほうはムニエルが美味しかったからです。
が、昨夜3匹ほどムニエルにしたところ、2匹は白身でした。
スチールヘッドだと仮定した黒点の多いほう、つまりピンク身と思われるほうを選んだのです。
でも、外から見ただけでは身の色は判別できませんでした。

ん? どゆこと?

頭が混乱してきたので色々調べてみて分かったのは、大原則としてニジマスは白身魚だということです。
ドナルドソンだろうがスチールヘッドだろうがそれは同じ。
ただ、大きくなるに従って身の色がピンクに染まってくる。

原因は「餌」。
川にいる間は小さな水生昆虫などを食べていますが、大きくなって、特に海に降りて以降はエビやカニを食べるようになるんですね。
で、そのエビやカニに含まれる「アスタキサンチン」という色素がピンク色の素になっているんだそうです。

今回釣ってきた魚は放流魚です。
まぁ、古くからあるダムなので、ここで生まれ育った「ネイティブ」もいるとは思いますが、見事なまでにサイズが揃っていることからすると、ほぼ全部放流されたものを釣り上げたと見ていいでしょう。
放流魚ということはどこかで飼育されてきたということで、飼育中に与えられた餌に甲殻類が使われていたためアスタキサンチンも多く含んでいて、小さなうちからピンク色の身に育ったと考えられます。
実際にそうゆう文献を見つけたわけではないので確証はありませんが、いろいろブログとか読んでも似たような記述があるので、多分そうなのでしょう。

で!
過去に魚の身の色についてちょっとこのブログで書いたことがありました。

『kumanomi310は「ヒラメの煮付け」を覚えた/夏はクマノミ』

大きな間違いをしていました!

鮭の身の色もピンク色ですね。
あれ、筋肉の特徴(遅筋と速筋)の両方を兼ね備えているからだと書いてしまいましたが、餌が原因だとすればぜんぜん違いますね!
訊いてみましょう。

『さけますQ&A/国立研究開発法人 水産研究・教育機構 北海道区水産研究所』

問6:「サケは白身魚って本当ですか?」
答え:「本当です」

ガーン!!!!!
筋肉、関係ないやんけー!!!!!

一生を淡水で過ごす陸封型の「ニジマス」は白身で、海に降りて河に戻ってくる海降型の「スチールヘッド」などは大きくなってピンク身の魚に成長すると分かりました。
同じ理由で、河で育ったサケも一旦海に出るとサーモンピンクに育ちますが、産卵に向けて河を遡上すると餌を食べなくなり、身は徐々に白に戻っていくんだそうです。

改めて訂正しお詫びします。
申し訳ありませんでしたm(_ _)m

というわけで、残った3匹を今夜は塩焼きにしていただきます。
何色の身が残っているのかまだ見ていないので、楽しみに焼いていきましょう。