アメリカ行 その4

NPT

こんばんは。
今回は丸ごと中国新聞からの引用です。
アメリカ政府が自国内でどんなひどいことをしているか?
ハンフォードで暮らす人たちとの交流を紹介する前に、読んでおいてほしいと思います。

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グリーンラン実験(2002年3月3日付中国新聞より)
1949年12月、ハンフォード核施設で故意に放射性物質の放出実験が行われ、キセノン133とヨウ素131がそれぞれ2万キュリー(740テラベクレル)と7780キュリー(287テラベクレル)が大気中に放出された。
実験の目的は、ソ連の原爆開発状況を知るためとされる。49年8月、初の原爆実験に成功したソ連では、照射済みのウラン燃料棒をわずか2週間あまりの冷却期間しか置かずに再処理工場へ送り、プルトニウムを取り出していた。プルトニウム生産を急いだソ連に対し、米国では半減期の短い、ヨウ素131(8日間)などの放出を少なくするために、約3カ月間の冷却期間を設けていた。
「ソ連と同じ条件でやるとどのような影響がでるか」。その実態を知るための追試実験を「グリーンラン」と呼んだ。この実験がマスコミで明らかにされたのは89年5月。ほかにも、44年から13年間で53万キュリー(1万9600テラベクレル)のヨウ素131が環境へ放出されていたことも判明。ヨウ素131などの放射性物質の大量放出により、広範な住民に甲状腺がんなど多くの健康障害を与えた。
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要は、人体実験です。
自分の国で、黙って、自分の国の国民を傷付けたのです。
その結果どんな悲惨なことが起こったか。
上の写真が、その一例です。
おいおい報告します。

今日はここまで。

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