最近、ちょっと管理釣り場にハマっています。
養殖魚を放流してある釣り堀なんですが、エサ釣り禁止な上にほぼ自然のままにダム湖を泳いでいる魚たちを釣るので、馬鹿にできない難しさがあります。
下手をすると坊主も珍しくないんですよ。
で、ここ何回か、ちょっとコツを掴み始めたので複数の釣果を見ることができています。
で、もうちょっと数を挙げられないかな~と試行錯誤し始めるとハマるんですよね。
今回もいろいろ勉強して挑んでみましたが・・・
朝イチでアベレージサイズが1匹釣れ、その直後に1匹バラしたあとは4時間音沙汰なし。
ノーバイト、ノーフィッシュ!
ちょっと気温が高くなってきたので、冷水を好むニジマスたちの活性が下がってきたことは容易に推測されます。
あの手この手で探るんですがね~。
午後1時のタイムアウトまで残り40分。
今日はダメかな~と諦めかけたところへ、グンっと重い手応えが手元に伝わってきます!
慣れないと根がかりでも魚のあたりと勘違いすることもあるのですが、これは間違いありません。
左右に魚が逃げ回る動きが、竿を通して伝わってきます。
さらには、ジリジリとドラグが鳴ります!!!(*^^*)
ある程度の大きさは予想できましたが、寄せてきてさらにびっくり!
金色に輝く魚体が浮かんでくるではありませんか!!!
そうです!
「標識用のアルビノ」ってやつです!
今から40年以上前に『釣りキチ三平』で読んでいたので知識としては知っていました。
ここの池で泳いでいる姿を実際に目にしたことも一度ではありません。
が!
この手で釣り上げたのは生まれて初めてです!
足元まで寄せてきても、抵抗が激しくてなかなかネットに収まってくれません。
魚が頭を振ったり反転したりするたび、バレないことをひたすら祈り続けること数瞬。
(何しろカエシのないバーブレスフックが管理釣り場のルールですからね)
やっとの思いでネットに収めたアルビノくんは43センチありました!
小学校6年生の夏に50センチのブラックバスを釣り上げて以来の、淡水魚での大型記録です。
嬉しい~(T_T)
釣れたルアーはこちら。
最初の2匹(バラしたやつ含む)は下のグロー系。
アルビノ(とその直後にバラしたやつ)は上の真っ赤。
どちらもシマノのルアーです。
あ、「アルビノ」って何よ? って思いました?
はい、昭和54年第1刷のこちらの漫画を参照下さい。
講談社コミックス『釣りキチ三平』33巻より引用です。
分かりやすいですね~(笑)
著作権が心配ですが、私の人生とともに歩んできた漫画なので、大目に見てくださいな。
で、持って帰って調理ですよ。
改めて並べてみると、その大きさに思わず笑ってしまいますね(笑)
デカい方は刺し身にする予定でした。
ただ、いつも刺し身にしているチヌと鰭の付き方がちょっと違う上に、身が非常に柔らかくて、三枚におろすのに難儀をしました。
見た目がちょっとアレなので「食べられるの?」という疑問も当然ながら湧いてきますよね。
でもさばいてみると、きれいなサーモンピンクをしてます。
あと、鱗が落としにくいのと、意外と皮が分厚いです。
刺し身を諦めたあとは唐揚げにしようかとも思ったのですが、皮を引いたあとに身だけムニエルにしてみました。
いつものバター醤油味ではなく、身に塩コショウしてから小麦粉をまぶし、オリーブオイルを引いたフライパンで両面をこんがり焼きます。
仕上げに料理酒をちょっと垂らして蓋をしたら軽く蒸し焼きにして完成。
通常サイズのニジマスを塩焼きにして一緒にいただきました。
どっちもクソうまい!!!
小骨を刺抜きで丁寧に引き抜いたのでガツガツ食えます。
柔らかめの身はギュッと締まり、味は濃厚。
ビールもススム君!!
いやー、楽しい日曜日でしたよ!!!
あ、三平くんのアマゾンも貼っておかなきゃ!
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