Say no to drugs, Say yes to life!!

読書

断酒がうまくいきません。
週末や休日は良いとしても、平日にも飲酒してしまいます。

かろうじて週に二日程度「休肝日」を設けるくらいかな。
本当はずっと断酒したいんですがね。

そういうときは理論武装から!
と思って本を買いました。

「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本
垣渕洋一(著)
青春出版社

断酒のための仕組みづくりについてはいまいちピンと来ませんでしたが、改めて確認できたのは・・・

お酒(アルコール)は食品でも嗜好品でもなく「薬品」である。飲んだときにストレス解消できるためメンタル面でのメリットは若干あるものの、身体面でのメリットは一切ない!

というものでした。

それを踏まえた上で、一番大事なのは「飲まない状態が一番幸せな状態なんだ」と実感することでしょう。
「頑張ってお酒を我慢しているレベルではとても離脱はできない」とも言えますね。

私はここが弱いんですよね。
飲まずに寝た日でも、ぐっすり寝られたという実感がないのです。
どちらかというと眠りが浅くて夜中に何度も目が覚める印象です。
だから、翌朝もスッキリ起きられた感じがない。
飲まずに寝に入るのが、まだちょっと怖いかな。
日頃の(主に仕事の)ストレスを何とかするほうが先決かもしれません。

ノーストレスの連休中に試すのもひとつの手かな。

で!
ちょっと話が逸れる、というかもう一歩踏み込んだ話になりますが、この本には薬物依存のことも書かれていました。

日本ではアルコールに寛容な反面、薬物には異常なまでに厳しいですよね。
特に有名人が薬物使用で捕まったときなんて、メディアはそれ一色になりますから。

昔、「覚醒剤やめますか? それとも人間やめますか?」っていうスローガンがありましたね。
あれが最たるもので、まだ薬物を使用していない人への水際対策としては効果があったとしても、使ってしまった人に対しては「人生終わったね」というメッセージになってしまいます。
それが、かえって薬物へのさらなる依存を進めてしまう環境に、当事者を追い込んでしまうようです。

これ、もとはアメリカで違法薬物対策が始まったときのものがベースで、オリジナルのスローガンがコチラです。

Say no to drugs, Say yes to life!!

薬物はダメだけど、あなたの人生そのものにはイエスと言おう! みたいな内容です。
良い言葉ですよね!
今日のブログはコレが一番書きたかったのです。

なんで日本はこういう肯定的なメッセージが出せないんでしょうね。
バッシングするばっかりじゃ、なんにも良いことないのに。

私は、元プロ野球選手の清原和博さんを応援しています。
PL学園の頃のことはたいして覚えていないのですが、西武ライオンズに入団して1年目でホームランを31本打ったときの衝撃が忘れられません。
年齢がひとつ違いで、私は高校3年生でした。
受験勉強でくすぶっていた私からすると、プロの世界でホームランを量産している清原さんは、「ホントにイッコ上なんか?」と年齢以上の隔たりを感じる存在でした。
不器用なんでしょうね。
TwitterやYou Tubeで必死に復帰しようと頑張っている姿を見ていると、そう思います。
だから余計に応援したくなります。

繰り返して確認しておきましょう(ちょっと強引ですが)。

薬物でもアルコールでも、本気で離脱するには、一人で頑張ってひたすら我慢を重ねるだけでは無理があります。
「シラフで幸せ」と実感できるよう、手順を踏まえ、環境を整えることが大切です。
周りの人の援助も必要でしょう。

私のお盆休みは、今日を入れてあと3日。
今夜くらいは「我慢」しよかな。

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