最後の盆灯籠?

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今年のお盆は雨続きでした。
それも、特別警告が出るほどの大雨。

以前、(母方の)おばあちゃんが「雨の日に墓参り行ったら霊が付いてくるけぇ行っちゃあいけんで」って言ってたそうです。
天気予報では1週間くらいずっと雨予報だったので諦めていましたが・・・

お盆最終日の15日になってやっと晴れました!
一旦は諦めていたうちのお母さんも、自分のご先祖様が眠るお墓に参ることができましたよ。
良かったです!

そして、広島のお盆といえば「盆灯籠」ですね。
今日もたくさんお供え(?)されていました。

広島県西部の「安芸の国」で浄土真宗の信者たちが始めた風習らしいです。
よその宗派のみなさんが卒塔婆をあげるのと同じ意味合いを持っています。

色とりどりで綺麗ですよね~。
ただ、初盆の年だけは真っ白な灯籠をあげるんですよ。
真っ白いのを見たら「そうなんだ!」と想起してあげてくださいね。

私も幼い頃から慣れ親しんでいるこの風景ですが、自分で盆灯籠を供えるのは今年が最後になるかもしれません。

なんとなれば、父方のお墓は別の場所にあって、毎年お盆とお彼岸には両方のお墓に参りに行っているんですが、そろそろうちのお母さんも動きが取れなくなってきて・・・
いや、私がお墓参りに行くのはなんの苦もないのですが、やっぱり「そこにお墓がある」というだけでお母さんにとってはストレスというかプレッシャーというか心配のタネというか・・・

要するに「気になってしょうがない」ので、まだ自分が元気なうちに墓じまいをしておきたいとのことでした。
千葉にいる母の姉も、今なら援助ができるとのこと。
11月19日の、おじいちゃん(母の父)の祥月命日に向けて墓じまいをしようということで意見が一致したようです。

広島市内の一等地にあって、他にもお寺が立ち並ぶ場所で、お盆でもお彼岸でも風情があってとても好きな場所なんですがね。
仕方がないです。

墓じまいの行政的な手続きは、私も詳しくないうえに時間も取りづらいので、友人の行政書士と相談しているところです。

まだ秋のお彼岸がありますから、お墓参り自体は最後ではありません。
「盆灯籠」がね。
最後かな・・・と思うと、ちょっと寂しいです。

せめてブログに残しておきましょうね。

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